建築・不動産業界人にインタビュー(1)
北海道工房株式会社 代表取締役社長 廣瀬 誠さん
第2回目の「業界インタビュー」は、お客様一人一人の暮らし方や豊かさを創造し、プロとしてのアドバイスや提案をし続けて36年。北海道工房の代表 廣瀬誠氏にインタビューします。お客様から仕事をいただけるのは、人間性豊かな優秀なスタッフに恵まれているから・・・。その言葉からも廣瀬氏、北海道工房の「優しい」家へのこだわりが感じられます。そんなこだわりを持った「住まい」のお医者さん廣瀬氏に注目です。
会社内の様子
インタビュアー:青山千春
住まい作りは「目的」ではなく「手段」
青山:私の知り合いでも、道工房さんに夢の「住まい」を実現してもらった人がいますが、すごく喜んでましたよ。スバリ!お客様に「喜び」を与えるポイントはなんですか?
廣瀬さん:キッチンはどうで浴室はどうでと、要望を満たせば喜んでくれるかと言えばそうでもありません。それぞれのパーツだけではなく、人間の体のように全体のバランスがとても大切です。住まいは人生ドラマの背景のようなもので、素晴らしいステージになれば喜んでいただけるのではないでしょうか。
青山:簡単に言いますが、難しいですよね。色々な家もあれば、色々な人もいるし・・・
廣瀬さん:それぞれの会社にはそれぞれの役割があります。また力の限界もあり、すべての要望やお客様に対応できません。私たちの仕事は見て触って納得してから買う車や家電品と違い、商品が後からくる、後だしジャンケンのようなものです。お客様は少しでも安くて良いものを買いたいと思うのは当然ですが、車や家電品を買うときと比較検討の仕方がちょっと違うような気がします。どちらかと言えばお医者さん選びや病院選び、お嫁さん選びやお婿さん選びに近いような気がします。新築やリフォームは一生のうちで何度もできない、そんな買い物だからこそ失敗はしたくないものです。失敗も成功も選ぶ側に責任の半分はあると思います。表面的な事に惑わされず本質を見抜くことが大切です。
青山:それと意地悪な質問ですいません。もしバランスが悪くなったらどうなりますか。
廣瀬さん:そうですね、車で言うとやたらにエンジンだけが大きかったり、ハンドルだけが立派だったり…。予算内だったけど気持ちよく走れないってことかな。?

