旅館/ホテル業界人にインタビュー(1) 知床グランドホテル北こぶし 桑島 大介さん

<< 業種別インタビュー一覧

<< HOME

旅行・観光業界人にインタビュー(1)

知床グランドホテル北こぶし 社長室室長 桑島 大介さん

第1回目の「業界インタビュー」は、日本有数の自然に囲まれ、世界自然遺産にも認定された「知床」から。知床の魅力を味わえる高級ホテル(旅館)の3代目として、日本のみならず世界から訪れる観光客へ、日本情緒あふれる旅館のおもてなしと、ゆったり寛げるリゾートをテーマに、「知床」だけではなく、北海道観光の活性化を目指して頑張っている桑島大介氏にインタビューいたします。日本に残された最後の秘境で奮闘している桑島氏に注目です。

Page 1 / 7
知床の流氷

知床の流氷景色

インタビュアー:青山千春

知床の魅力はやはり大自然!自然環境を次世代に引き継ぐのも僕の仕事かな・・・

青山:「知床」といえば「世界自然遺産」ですが、桑島さんからみた、知床の魅力はなんですか?

桑島さん:2005年7月17日に南アフリカのダーバンで開催されていた第29回世界遺産委員会において 知床の世界自然遺産への登録が決定した訳ですが、知床の魅力はやはり、大自然ですね。
特に僕は、厳しくも美しい冬が好きですね。冬になると知床の海は流氷に覆われます。流氷はただ大きな氷が流れてくるだけじゃないんです。流氷は栄養分を運び、プランクトンを養ってくれて、知床の海を豊かにしてくれます。海の豊かさは、アザラシなどの海獣類やオオワシなど鳥類達、海に生きる生物の命の糧にもなっているんです。
秋になると、サケが川に遡上してきますよね。サケは海の豊かさを体に蓄え、ふるさとの川に遡上して死んでいきます。そのサケを山の動物達は食べ、その動物達の死体は土に返、知床の森を豊かにしてくれます。生きるものと死んで行くもの、海と山の栄養の循環。この命の輪が知床の価値を高めています。 生物達の命の輪、希少な生物の生息地、世界的に見て普遍的な価値を有する知床の自然を次世代に引き継ぐのも僕の仕事かな・・・なんて思ってます。

注目の情報
Return to Top